東南アジア現地の最新政経・不動産動向をお届けする【サンデーブリーフィングvol.12】。今週は、ジョホールの「JS-SEZ(経済特区)」における具体的な投資進捗と、インドネシア・ロンボク島東部の投資受け入れ体制の強化、そしてK社長自らの足で確かめたブランドホテルの管理体制についてお届けします。

ジョホールJS-SEZ、投資パイプラインが具体化
JS-SEZの金融特区が7月2日、進捗レポートを公表しました。ジョホールの投資ワンストップセンターIMFC-Jには、これまでに累計1,000件の投資家からの問い合わせが寄せられており、想定される投資額はRM730億相当にのぼるとのことです。さらに、ファミリーオフィス向けの優遇税制(SFO制度)についても、6月時点ですでに9件が認可を受けています。
これまでこの手のニュースは「制度を作りました」「税優遇を用意しました」という発表が中心でした。今回は「問い合わせが実際にこれだけ来ている」「認可がここまで進んだ」という、フェーズがひとつ先に進んだ数字が出てきた点が印象的です。
出典・参考情報
Zawya(2026年7月2日):Forest City SFZ highlights early JS-SEZ traction
ロンボク東部、投資受け入れ体制を強化
ロンボク東部県政府が6月30日、投資手続きの簡素化方針を改めて表明しました。担当部局は「観光・産業・医療など複数分野で、国内外を問わず投資家の関心が高まっている」とコメントしており、計画段階から実現まで一貫して伴走支援を行う姿勢を強調しています。
象徴的な案件として紹介されていたのが、Sekaroh地区のSebuiビーチにおけるリゾート開発計画です。投資家は4つ星・5つ星クラスのホテルを含む観光エリアの開発を検討しているとのことで、現時点ではマスタープランや許認可の準備段階にあります。
7月11日には弊社と現地デベロッパーの特別合同セミナーも予定されていますので、こうした現地の温度感を引き続きお伝えしていきたいと思います。
出典・参考情報
ANTARA News Mataram(2026年6月29日):Pemkab Lombok Timur tetap permudah proses investasi

今週のひと言:自らの足で確かめる「管理体制」の価値
ジョホールで進行中のSkyparkKeplerは、バンヤングループが運営に入るブランドホテルコンドです。実際どんな運営なのかを肌で確かめたくて、日本のバンヤンツリーホテル京都東山と、マレーシアのバンヤンツリー・クアラルンプールの2軒に泊まってきました。
京都の方は、清水寺のすぐ隣という、京都でも指折りの象徴的なエリア。クアラルンプールの方は、首都の中心部という最も賑わいのあるエリアに位置し、しかも最も有名な高級ショッピングモール「パビリオンKL」と直結するという特別な立地です。
どちらのホテルも建物のつくりの良さはもちろんですが、それ以上に印象に残ったのは、スタッフの気配りの細やかさです。チェックインから部屋の隅々まで管理が行き届いていることが自然に伝わってくる滞在で、SkyparkKeplerの管理体制も期待できそうです。
もちろん、この体験だけで全てを語ることはできません。それでも、自分の足で確かめた結果というのは、この仕事をしていて一番腑に落ちる瞬間です。
📊 7月前半セミナー情報はこちらから
7月11日にはロンボクのデベロッパーとの合同セミナーが企画されています。その他、ジョホールやKLのセミナーも予定されています。
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