2026年8月23日、【サンデーブリーフィングvol.18】今週の東南アジア・不動産&為替動向をお届けします。
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為替:円がじわりと軟化、MYR/JPYは39円台前半に
8月21日時点でMYR/JPYは1リンギット=39.3円前後で推移しており、前号(8月7日時点・38.6円前後)と比べるとリンギットがやや値を戻す形になっています。
(Currency.Wiki、2026年8月21日:https://currency.wiki/myr-jpy)
現時点での判断では、8月上旬の円買い介入の効果は一巡し、市場はより落ち着いた値動きに移行しつつあるように見えます。ここ数週間の動きを見ても分かる通り、為替は短期的に上下を繰り返すものです。目先の水準に一喜一憂するのではなく、中長期でどう資産を配分するかという視点を持ち続けることが大切だと考えています。
ジョホール:シンガポール訪問で2,000億円規模の投資関心を獲得
ジョホール州のオン・ハフィズ州首相(メンテリブサール)は8月21日、シンガポールへの3日間の訪問を通じて、50億リンギット(約1,200百万米ドル)超の潜在的な投資を獲得したと発表しました。
案件は高速光学技術・ヘルステック・半導体製造装置など高付加価値分野が中心で、資本だけでなく技術・人材・雇用をジョホールにもたらすことが期待されています。
(The Edge Malaysia 2026年8月21日:Johor MB: Singapore visit attracts potential investments worth over RM5b)
ジョホールは昨年もマレーシア国内最大の投資先州となっており、JS-SEZを核とした「投資を呼び込む州」というポジションが定着しつつあると感じています。シンガポールとの連携の深まりを感じます。
RTSリンク:開業前から見えてきた「越境消費」のインパクト
シンガポール企業連合会(SBF)などが共同で実施した調査によると、2027年1月開業予定のRTSリンクにより、シンガポール居住者によるジョホールバルでの年間消費額は8億1,400万米ドル増加すると予測されています。一方、マレーシア人がシンガポールで消費する額も年間5億8,600万米ドル増加する見通しで、往復合わせて年間1,450万回超の追加移動が生まれると試算されています。
(TravelMole、2026年7月17日:https://travelmole.com/news/rts-link-effect-singapore-johor-bahru)
現地の状況を踏まえると、RTSリンクは単なる「通勤インフラ」ではなく、日用品の買い物や外食を含めた生活圏そのものを国境をまたいで一体化させる装置になりつつあると見ています。K-innovateとしては、駅周辺エリアの物件を検討される方には、この越境消費の流れも含めて需要を見ていただきたいと考えています。
※本記事に記載の情報は掲載時点のものであり、投資の成果を保証するものではありません。最新の状況はお気軽にお問い合わせください。
