2025年6月ジョホールバル不動産市場レポート|シンガポールとの一体開発が生む投資チャンスとは?

近年、マレーシア不動産への注目が高まる中で、ジョホールバル不動産市場はその中心として脚光を浴びています。特に、隣接するシンガポールとの経済・インフラ連携が急速に進み、海外不動産投資における「今注目すべきエリア」として急浮上しています。

2025年6月、弊社K-innovateはシンガポールとジョホールバルを視察。両国の結び付きと、不動産投資における魅力について現地からレポートいたします。

🇲🇾 ジョホール州とシンガポールの一体化開発が進行中

マレーシアとシンガポールは、ジョホール州における経済特区(SEZ)を共同開発しており、外国からの投資額は2023年・2024年ともに過去最高を更新。
特に注目されているのが
RTSリンク(高速鉄道)の建設で、現在のコーズウェイを補完する形で2027年開業予定。シンガポールとジョホールバルの行き来が30分 → 7分
に短縮され、イミグレーションも1回で完了する革新的な交通手段となる予定です。

🌆 ジョホールバル不動産の現在地と可能性

視察時には、国境周辺の再開発の勢いと、人のにぎわいを直に感じることができました。
高層ビルが立ち並び、開発が進むQuayside JBCCや、KOMTAR JBCC、陳旭年街周辺のショッピングエリアは平日午前中でも満席状態

さらに、ジョホールバル中心部の中でも特に人気を集めているのがCIQ(カスタム・イミグレーション・クアランティン)近隣のエリアです。弊社が6月中旬に現地を視察した際には、その週だけで4~5件のプロジェクトが新規販売を開始しており、一部のプロジェクトでは発売開始からわずか2時間で完売する例も確認されました。これにより、ジョホールバルの不動産市場における需要の強さと熱量が明らかとなりました。

中でも、Quayside JBCC(キーサイド JBCC)はCIQに隣接し、シンガポールを一望できる好立地に建設が進む注目の物件です。Quaysideは低階層はHyatt Place、高層階はOakwood Hotel、また多くの店舗も入居する事業・不動産投資どちらの目的でも魅力的なプロジェクトです。
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また、ジョホールバルの中でも以下のエリアは外国人投資家から高い人気を集めています:

  • 🏘️ Taman Molek(タマン・モレック):銀行や飲食店、教育機関が整備された閑静な高級住宅地で、日本人など外国人駐在員にも好まれています
  • 🌳 Ponderosa(ポンデローサ):ゴルフ場に隣接し、緑豊かな環境と高級感が特徴で、ラグジュアリーな雰囲気の住宅街。こちらでは、Ponderosa Regency(ポンデロサ・リージェンシー)という高級低層レジデンスが開発されており、静かな環境とプライバシーを求める富裕層に支持されています。
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  • 🌆 Taman Suria(タマン・スリア):市街地へのアクセスが良く、手頃な価格と生活利便性のバランスが魅力。生活利便性が高く、ファミリー層や若年層にも人気。ここではParagon Gateway(パラゴン・ゲートウェイ)という注目プロジェクトが進行中で、交通アクセスと商業施設への近接性を兼ね備えた好条件が魅力です。
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これらの地域では、コンドミニアムの新規プロジェクトが続々と開発されており、今後も地価や賃貸需要の上昇が見込まれるエリアとして、投資家からの関心が非常に高まっています。

🇸🇬 シンガポールと一体となった発展が魅力

シンガポール不動産価格は歴史的高値に達しており、住環境や物価の高さから、ジョホールに住んでシンガポールに通勤する層が増加傾向。
物価面でも、例えばシンガポールなら店によっては飲料水が500円、ビールが2,000円という水準なのに対し、ジョホールバルでははるかにリーズナブルに生活が可能です。

これにより、シンガポールの集客力 × ジョホールの住環境とコストメリットという絶妙なバランスが、不動産投資の新たな価値を生んでいます。

🧭 まとめ:いま注目すべきジョホールバルの不動産投資

  • RTSによる交通利便性の向上がシンガポールとの一体的な発展をもたらす
  • 不動産価格は依然として割安水準
  • 観光・経済の統合が進み、外国資本の投資先として加速中

ジョホールバル不動産は、シンガポール不動産の代替ではなく、「シンガポールと一体化する投資エリア」として、新しいポジションを築きつつあります。

ジョホールの不動産は外国人の最低購入価格規制(約3400万円〜)が緩和された物件も複数あり、日本円で1500万円程度から購入が可能です。ジョホールの不動産についてのお問い合わせ、ご相談は下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。

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